老け顔の原因にもなってしまうほうれい線を改善するためにはスキンケアや表情筋のトレーニングが重要となりますが、実はそれだけでは不十分で内側からのケアも大切になります。
食べ物によって、肌のハリを回復してたるみやほうれい線、シワを解消できたり、エイジングケア、保湿力アップ、新陳代謝向上などさまざまな効果を得ることができます。
ここでは、そんなほうれい線のための食事の仕方やほうれい線に効く食べ物、悪い食べ物を紹介していきます。
Contents
ほうれい線にための食事の仕方とは!?
ほうれい線対策としては食べるものだけでなく、食事の仕方も重要になります。
咀嚼
あまり噛まずに食事をすると顔の筋肉が衰えてしまうため、よく噛んで食べることも大切で、ガムやスルメを使って表情筋をトレーニングするという方法もあります。
また、片方の歯だけを使って食事していると左右非対称なほうれい線ができてしまうことがあるので左右バランスよく噛むということも意識しましょう。
食べる時間
もちろん食事は朝・昼・夜バランスのいいものを摂ることが大切ですが、これからご紹介するほうれい線にいい食べ物はできるだけ夜に摂ることでより効率的に吸収することができます。
ただし、寝る直前に食べたり、夜に高カロリーなものを食べるのはよろしくありません。
肌に良くない食べ物
食べ過ぎると肌が糖化・老化してしまい、逆にほうれい線を目立たせてしまう食べ物もあります。
糖分の多いお菓子や清涼飲料水、老化を促進してしまう動物性脂肪や揚げ物などは食べ過ぎないように注意しましょう。
ほうれい線に効く食べ物はこれ!
ほうれい線に良い食べ物といってもその効果はいくつかあり、保湿作用があるもの、新陳代謝や血行を良くしてくれるもの、肌の老化を防止するもの、たるみを解消してくれたりハリを回復してくれるもの、などがあります。
保湿力を高めるもの
浅いほうれい線やシワができてしまう原因の一つに肌の乾燥があります。
肌の保湿力を高めてくれる食べ物としては、女性ホルモンに似た大豆イソフラボンを含む納豆やセラミドを含むコンニャク、しらたきなどがあります。
大豆イソフラボンはポリフェノールの一種ということで抗酸化作用を示すという点もアンチエイジングとしては効果的です。
乾燥肌を改善するには他にもビタミン類や亜鉛、α-リノレン酸を摂ることも大切です。
新陳代謝や血行を良くしてくれるもの
新陳代謝が悪くなってしまうと肌のターンオーバーが遅れてしまい、血行が悪くなるとむくんでしまったり細胞に十分に酸素を届けることができなくなってしまうため、ほうれい線にとってもよくありません。
新陳代謝や血流を良くするための食べ物としては、ポリフェノールを含む明日葉、アミノ酸の一種であるシトルリンを含むきゅうり、ビタミンPを含む玉ねぎなどがオススメです。
また、肌のターンオーバーを促進してくれ、化粧品にも使われているレチノールを摂るにはレバーがオススメです。
肌の老化を防止するもの
肌の老化を防止して若々しい肌をキープするためには抗酸化作用のある食べ物を摂取する必要があります。
抗酸化物質を含む食材としては色の濃い野菜や果物、ビタミンEを含むナッツ類、セサミンを含むゴマなどがありますが、ほうれい線対策として今注目されているのがアスタキサンチンという成分を含む鮭です。
アスタキサンチンはなんとビタミンEの550~1000倍の抗酸化作用を持つとされていて、ビタミンCを含むキウイとの相性が抜群です。
肌のハリを回復するもの
ほうれい線を消すために最も大切なことが肌のコラーゲン量を増やし、肌のハリ・弾力を回復することです。
コラーゲンを含む食べ物は牛スジ肉やレバー、皮、鳥なんこつなどがありますが、コラーゲンを単体で食べても意味がなく、コラーゲンの合成をサポートするビタミンCや鉄分を一緒に摂ることが大切なのです。
ビタミンCはフルーツだけでなく、パプリカ、ブロッコリー、じゃがいも、サツマイモなどにも豊富に含まれています。
ただ、コラーゲンは低分子のものでない限り、口から摂っても肌へ効果が出るかは不明瞭な部分があるので、コラーゲンをそのまま食べるのではなく、コラーゲンを体内でつくるために必要な良質なアミノ酸を摂ることが有効です。
なので、コラーゲン配合のサプリやドリンクを活用するよりも、最近注目されているプラセンタサプリを使うことで良質なアミノ酸を効率的に摂ることができます。
まとめ
このようにほうれい線に効く食べ物はいくつかあり、スキンケアと組み合わせていくことでさらに効率的にほうれい線対策を行うことができます。また、お茶を利用するのもいいでしょう。
ただし、その食品だけを食べたり過剰摂取するのはNGで、あくまでもバランスのいい食事の中に取り入れていくことが大切で、より効率的にいい成分を補うにはサプリメントの活用がオススメです。