ほうれい線が深くなってしまう原因としてはいくつかあり、皮膚のたるみや表情筋の衰えなどが挙げられます。
しかし、むくみもほうれい線を深くしてしまう原因となっているということはあまり知られていません。
そのため、顔がむくみやすいという場合はしっかりと対策を行わないと、ほうれい線を目立たせてしまうことになります。
ここでは、そんなむくみとほうれい線の関係についてや適切な対処法などについてご紹介していきます。
Contents
むくみがほうれい線の原因!?
まずむくみというのは、どんな状態かというと、何らかの原因で血液やリンパの流れが悪くなってしまうことでリンパ液がうまく排出されず、老廃物としてたまってしまっているという状態です。
つまり、肌の内側に余分な水分がたまってしまっているため、顔がむくんでしまうのです。
水分は重力によって高いところから低いところに向かって流れるため、基本的に朝に顔がむくんでしまい、夕方には脚がむくみやすくなります。
このむくみがほうれい線を深くしてしまう理由は主に2つあります。
老廃物の重みで肌がたるむ
まず老廃物がたまることで、単純に重力がかかり、その重さで皮膚がたるんでしまいます。
ほうれい線は他のシワとは違い、頬のたるみによる境界線なのです。
つまり、むくみによってもほうれい線は深くなってしまいます。
老廃物によって新陳代謝が下がってしまう
また、老廃物は肌の新陳代謝を邪魔してしまいます。
代謝が低下してしまうと、肌の老化が進みやすくなりたるみにつながってしまったり、皮下脂肪が固くなり、さらにたるみやすくなってしまいます。
むくみを改善するには
むくみを改善するためには、まずむくみの原因を考えなくてはいけません。
先ほどむくみの原因は老廃物というお話をしましたが、この老廃物がたまってしまう要因が日常生活にいくつか潜んでいます。
特に次のようなことが老廃物をためてむくみやすくしてしまうとされているため注意しましょう。
- 塩分の摂り過ぎ
- 水分の摂り過ぎ
- アルコールの飲みすぎ
- 姿勢の悪さ
- 体の冷え
- 運動不足
- 首や顔のコリ
- 寝不足
- 筋力の低下
- ストレスをためる
特に姿勢は無意識に悪くなってしまうことが多く、スマホを触るときやデスクワークでパソコンを使う際などに猫背になってしまったり、長時間同じ姿勢になってしまうのはできるだけ避けるようにしましょう。
また、顔がゆがんでしまって左右非対称になっていると、リンパの流れが悪くなってしまい、むくみやすくなります。
※一過性ではなく慢性的にむくんでしまうという場合は病気が原因となっている可能性もあるため医師に相談することをおすすめします。
これらの原因を排除しつつ、むくみを解消するためのコツをご紹介します。
マッサージで解消
むくみの解消法といえばまず思い浮かぶのがマッサージです。
マッサージや顔ヨガを行うことによって血液やリンパの流れが促進され、顔の水分が排出されやすくなります。
むくみは放置しておくと皮膚のたるみにつながってしまうため、朝起きて顔がむくんでいたらすぐにマッサージなどをして解消しておくのが理想的です。
ツボ押しで解消
ツボを押すことで血行や新陳代謝をよくしてむくみを解消するという方法もあります。
ツボは押す場所によってむくみやたるみの解消、小顔効果など様々な効果が得られます。
夾承漿(キョウショウショウ)や前大迎(マエダイゲイ)、地倉(チソウ)などのツボは顔のむくみに効果的と言われています。
むくみに効く食べ物
むくみを食べ物から改善するという方法もあります。
次のような栄養素を含む食べ物を意識して食べるようにしましょう。
- 塩分を体外に排出してくれるカリウム
- 代謝をスムーズにして老廃物を排出してくれるクエン酸
- 血行促進、ナトリウム排出の働きがあるビタミンE
- 体内の水分量を調節してくれるサポニン
- 血液をサラサラにしてくれるポリフェノール、ビタミンB1、ビタミンB6
おすすめの化粧品
むくみとほうれい線ケアに最もおすすめの化粧品は、ディセンシアの「アヤナス」です。
アヤナスは肌のハリと弾力の回復という点で優れた化粧品ですが、それだけでなく血行を促進し、皮膚温を高めてくれる「ジンセンX」という成分が使われています。
血液の流れをスムーズにすることで、ほうれい線を改善しつつ、むくみまで対策することができます。