ほうれい線を目立たててしまう要因はいくつか考えられますが、顔が太っている、痩せているということが関係しているケースもあります。
口コミを色々と見ていると、痩せてからほうれい線が目立ってしまった、太ったらほうれい線が消えたなど意見もさまざまです。
たしかに痩せている人に比べるとぽっちゃりしている人の方がほうれい線が目立たないと言われています。ただ、太ることでほうれい線を悪化させてしまう可能性も十分に考えられるので、ほうれい線を消すために太るというのはNGです。
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「ほうれい線は太ると消える」は間違い?
たしかに太ると脂肪が増え、しわが伸ばされるため一時的にほうれい線が消える可能性はありますし、「実際に数キロ太ってからほうれい線が消えた」といった声もあります。
ただ、それは一時的な効果で、その体重をずっとキープするのもなかなか大変ですし、長い目で見れば、逆に太ることでほうれい線が悪化してしまう可能性も十分にあるので、ほうれい線を消すために太るというのはおすすめできません。
ほうれい線を改善するにはその他の適切な対策が必要なのです。
太ったらNGな理由
ではなぜ太るとほうれい線が悪化してしまうのでしょうか?それにはいくつかの理由があります。
思い通りに顔だけ太るのは難しい
まず、太ろうとしても顔だけ思い通りに太るというのはなかなか難しいですよね。太ってしまう部分は人によってそれぞれだったり、太ると顔よりもお腹や腰周りに脂肪がついてしまうということのほうが多いと思います。
なので顔だけ太ってほうれい線を消すというのは得策ではありません。
皮下脂肪がたるみの原因に!
さらに、太ってしまうと逆にほうれい線が目立つようになってしまいます。
それは、頬にお肉がついてしまうと、年齢を重ねていくにつれ、肌の弾力が失われたり、弾力が衰えることで脂肪を支えきれなくなり、結果としてたるんでしまい、ほうれい線が深くなってしまうのです。
実際に中年太りのせいで顔まで老けて見えてしまうようになったという例もあります。
痩せたり太ったりもNG
また、単純に太るだけでなく、ダイエットで太ったり痩せたりを繰り返すこともほうれい線を深くしてしまいます。これは、皮膚が伸びたり縮んだりしてしまうことによって肌がたるんでしまうためです。
むくみもNG
そして、老廃物がたまり、むくみやすくなってしまうことも良くありません。むくんでしまうことでほうれい線ができやすくなったり、脂肪がつきやすくなってしまうので、特にむくみやすい女性としては要注意です。
ほうれい線を予防・改善するために
このように、太ることや太ったり痩せたりすることなど体重の変化がほうれい線を目立たせてしまう結果となってしまいます。
なので、体重の変化が顔に出やすいという場合は特に注意が必要で、体重を気にするよりも頬の肉を支えてくれる表情筋を鍛えたり、ほうれい線を改善するためのスキンケアを行うことが重要なのです。
表情筋のトレーニング
ほうれい線対策として最も重要なことの一つが表情筋が衰えないようにトレーニングするということです。
顔の筋肉を鍛える方法としてはたくさんあり、グッズを使った方法や顔ヨガのようにものを使わないでもできるやり方などがあり、状況やお好みに合わせてトレーニングを取り入れていきましょう。
また、表情筋の体操をすることで小顔効果もあるのでおすすめで、他にもむくみを改善するためのリンパマッサージなども効果的です。
スキンケア
脂肪がついてたるんでしまうことを防ぐにはスキンケアも欠かせません。肌のコラーゲンを増やしたりと、ほうれい線を改善するのにピッタリな化粧品を選び、真皮のケアも継続して行っていくことが重要です。