なかなか消えないほうれい線の改善法はいくつかありますが、マスクして寝るとほうれい線が消えるという情報をよく目にします。果たしてこれは本当に効果があるのでしょうか。たしかにマスクをして寝ることで乾燥は防げます。ただ少し注意点もあるのでご説明します。
マスクをして寝ることで保湿
個人的にはマスクして寝るのは息苦しくて苦手なのですが、たしかにマスクをつけているときは口周りが蒸された状態になっているので乾燥は防ぐことができます。薬局なんかで「ぬれマスク」といって寝るときにマスクをつけておくとのどを潤してくれる製品なんかもありますよね。つまり、風邪予防にも効果があります。マスクによって保湿されるので、起きたときにカサカサにならず、ふっくらとした状態でいられるのです。
スキンケアも忘れずに
よく、ワセリンを塗ってからマスクをするという情報がありますが、それだけでは不十分です。ほうれい線は乾燥だけが原因ではありません。肌本来のコラーゲンを増やしてくれるような化粧品を使ってからマスクをするといいでしょう。このとき唇専用の美容液なんかも使うとダブルで効果があります。また、目尻のシワはアイマスクで保湿することもできます。
ただし注意点も
塗り過ぎはNG
ワセリンなどを使う場合は薄く塗るだけで十分です。あまり塗りすぎると毛穴をふさいでしまうので肌が荒れてしまうこともあります。
ニキビ肌の人
マスクの中の湿度が高いということは、雑菌にとっても繁殖しやすい環境と言えます。大人ニキビが出来てしまう肌質の方はアクネ菌などが増殖してニキビが悪化してしまう可能性もあるので注意が必要です。
マスクの素材
マスクして寝ると、寝相が悪い場合は皮膚がマスクによって擦れてしまったり、敏感肌の人も肌への刺激となってしまう場合があります。どうしてもマスクを使いたい場合は、鼻セレブマスクや綿100%のものなど肌に優しいタイプを選ぶようにしましょう。
また、寝るときに息苦しいという場合は、通気性のいいものや立体的なマスクを使うといいでしょう。
まとめ
このようにマスクして寝ることによって、スチームのような保湿効果があります。なので、ほうれい線が消せるというよりは、シワや浅いほうれい線の予防をすることができます。ほうれい線を改善するにはもっと根本的なスキンケアが必要です。個人的には寝苦しくてできませんが、翌朝メイクをバッチリきめたいときなんかには便利だと思います。