ほうれい線で悩んでいるという人の中で、頬骨が高いことでほうれい線ができてしまったのではないかと思っているケースもあるようです。また、逆に自分は頬骨が高いのでほうれい線ができにくいという真逆の声もあります。では、実際のところどうなのでしょうか?
頬骨が高いとほうれい線ができやすい?
たしかにほうれい線は骨格や姿勢が関わっていることがあります。頬骨が高いと、ほうれい線ができやすいといわれている理由としては次のような理由があります。
顔の凹凸
まず最初の理由としては、頬骨が高いと、顔の凹凸がはっきりとしているために、ほうれい線が目立ちやすくなってしまうということが挙げられます。これは、10代や20代など若くてほうれい線ができてしまうという原因の一つにもなりえます。
顔の歪み
2つ目の理由は、顔の歪みです。日常生活の癖などが原因で顔が歪むと頬骨が高くなってしまうことがあります。その結果、頬骨の筋肉が盛り上がってしまって、法令線ができてしまう原因となるということです。
また、頬骨が高いと、頬に肉がつきやすく、そこの老化が進むとシワになりやすいというケースもあります。
以上のように一般的には頬骨が高いとほうれい線ができやすいとされています。しかし、強く思い込んでしまうのは間違っていると思います。頬骨が高いことで、自分のほうれい線は頬骨が出ていることが原因だと決めつけてしまう傾向がありますが、頬骨が高くてもほうれい線のない若々しい顔立ちの人はたくさんいますし、たくさんあるほうれい線の原因のうちの一つの要因にしかすぎません。何か他に原因があることもよくあります。
それに、海外では頬骨がくっきりしていることが美しいとされていますし、日本のキレイな女優さんやモデルさんも頬骨が高い人は多いですよね。ほうれい線を頬骨のせいにせずに、しっかりとケア・対策をおこなっていくことが大事なのです。
対策法
頬骨を低くするというと整形が思い浮かぶかもしれませんが、なかなか現実的でないし、整形で頬骨を削ってから年を取って老けて見えるようになってしまったという声も聞いたことがあります。
手軽な方法
●手軽にできる対策としては、姿勢を正すことと、正しいスキンケアをすることです。姿勢を正して左右バランスよく体を使うことで、体の歪みでシワができてしまうのを防ぐことができます。
●また、凝った表情筋を緩めたり、コラーゲンを増やすための化粧品を使って、たるみやシワ対策を毎日の習慣にするようにしましょう。
●頬骨の高さを低くしたいという時には、 コルギ(骨気)などを活用して顔の歪みを改善するのもいいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。たしかに、頬骨が高いことはほうれい線と関係していることがあります。しかし、ほうれい線のできる原因は他にもたくさんあり、むしろそちらをもっと対策すべきだと思います。そのためにも日頃のケアを怠らないことが大切です。