自宅でできる簡単なエイジングケアの一つとして「蒸しタオル」があります。蒸しタオルは単なるリラックス効果だけではありません。血行を良くしたり、コラーゲンの減少をストップさせる効果があったりと、ほうれい線としても嬉しい効果が期待できるのです。ここではそんな蒸しタオルの効果とやり方についてご紹介します。
蒸しタオルの効果とは!?
血行を促進
蒸しタオルによって顔を温めることによって、血行が促進され、新陳代謝も上がります。その結果、シミやくすみなど肌のアンチエイジングにも効果があり、むくみも解消できるためほうれい線の予防・改善にもいい効果があります。
また、洗顔の後に使って、肌を温めることによって化粧品をより肌に浸透させることができます。
ヒートショックプロテイン効果
ヒートショックプロテインという聞きなれない言葉ですが、これは「世界一受けたい授業」や「ためしてガッテン」などでも紹介されていた方法で、42℃で温めることで、タンパク質を増やしたり、修復することでコラーゲンを作り出してくれるという効果です。肌のハリが回復されるので、ほうれい線改善に効果があります。
蒸しタオルのやり方
蒸しタオル
まずは500~600Wの電子レンジで少し大きめの水で濡らしたタオルを1分間ほど加熱します。タオルはラップなどで包んでおくと衛生的です。タオルが顔にのせられるまで冷めたら顔にのせてそのまま10分間ほどのせておきましょう。
蒸しタオルはやるタイミングとしては何パターンかあります。蒸しタオルで毛穴を開いた後に洗顔をするとメイクや毛穴の汚れを落としやすくなり、洗顔後にやると顔を温めることができるので化粧水の浸透性がアップします。順番は目的によって使い分けるのがいいでしょう。
※ただし、蒸しタオルはやりすぎると肌が逆に乾燥してしまうことがあるので、週に2回ほどにしましょう。また、ヤケドには十分に注意しましょう。
ヒートショックプロテイン
ヒートショックプロテインの効果を得るには、まず42℃のお風呂に休みながらでいいので10分浸かります。熱いのが苦手な場合は、40℃で20分などでも大丈夫です。もしくは42℃のお湯で洗顔します。その後、42℃のお湯に浸けたタオルを2分間顔にのせます。
この入浴法も週に2回ほどが良く、長く続けていると慣れてしまって効果が薄れてしまうことがあります。
※ただし、病気がある場合などはよく注意して行い、無理はしないようにしましょう。
まとめ
以上が蒸しタオルを使ったアンチエイジングとヒートショックプロテインの効果となります。もし行う場合は、どちらも適度に行うことと、火傷や体調には注意して行うようにしましょう。コラーゲンを増やすためのスキンケアの+αとして取り入れていくのはありだと思います。