ほうれい線で悩む人の中には、なぜか片方だけほうれい線がある、または、左右非対称で片側のほうれい線の方が深いということがよくあります。この原因は簡単に言うと「癖や骨格」です。ほうれい線の原因は肌の老化だけではないので、20代の人でもできるのです。それでは片方だけほうれい線ができてしまう具体的な原因と対処法をお伝えしていきます。
なぜ片方だけほうれい線が?
さきほど「癖や骨格」と言いましたが、その原因は日常生活によくひそんでいます。
咀嚼
まず最初の原因は「咀嚼」です。ほうれい線は、口周りなど顔の筋肉と関わっています。もし、食事の際に片方の歯だけでものを噛んでいたら、片側の筋肉がおとろえるなど、バランスが崩れてしまうため、片側だけほうれい線ができてしまいやすくなります。また、骨格が左右対称でなくなることで、顔のたるみを引き起こしてしまい、さらにほうれい線のできやすい環境を整えてしまいます。
姿勢
次に考えられる原因は「姿勢」です。実は姿勢もほうれい線と関わっていて、猫背の人などはほうれい線ができやすいとされています(>>猫背によるほうれい線の対策についてはこちら)。また、猫背じゃなくても姿勢が悪いと骨格が歪むため、結果的にほうれい線の原因となってしまいます。また、無意識に頬杖をついているという人は要注意で、これも片方だけほうれい線ができてしまう原因となります。
そして、姿勢というのは立っている時と座っているときだけではありません。寝ている時の時間もかなり長く、常に片方を向いて寝ていると片側だけにほうれい線ができてしまうことがあります。
対処法
- まず、すぐにできることは、姿勢や噛み癖を意識するということです。いきなり変えるのは難しいですが、日常でちょっとでも意識して、左右の歯で噛んだり、荷物を片方の肩ばかりで持たない、姿勢を正すなど、とにかく左右対称を意識して体や顔の歪みを防ぐようにしましょう。また寝るときの枕を変えることで、改善することもできます。(>>枕とほうれい線の関係についてはこちら)
- ほうれい線は外側からのケアも大切です。マッサージなどもいいですが、ほうれい線のケアは壊れてしまったコラーゲンを回復してやることが大事で、乾燥を防げるように保湿成分を含んだ化粧品を使うようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。日常の何気ないくせがほうれい線の原因となってしまい、左右対称に噛むことや姿勢を正すことは、ほうれい線などのシワだけでなく、血行が悪くなるのを防いで、肩こりなどにもいいとされています。外からのスキンケアとほうれい線の原因を断つことで改善していきましょう。