ほうれい線の対策として、表情筋のトレーニングやスキンケアを行っていくことはもちろん大切ですが、実は頭蓋骨などの骨格のずれが影響していることがあります。頭蓋骨の老化が見た目の老化と関係しているという科学論文もあるほどです。ここでは、そんな頭蓋骨とほうれい線の関係や対処法をご紹介していきます。
なんで頭蓋骨がずれるとほうれい線が?
頭蓋骨は1つの骨で構成されているというイメージを持っている方も多いと思いますが、実は頭蓋骨は5種類の骨からできていて、細かく分ければ23個の骨が合わさることによってできています。
頭蓋骨の軸が左右でずれていると、顔の筋肉のバランスが悪くなることで片方だけ濃いほうれい線や二重あごの原因となってしまいます。
また、骨の開閉の状態が悪くなることによって血管が圧迫され、表情筋が疲れてしまいます。その結果ほうれい線などのシワが目立ってしまうこととなります。よく「頭蓋骨の動きが悪い」と表現されます。
頭蓋骨がずれる原因は?
頭蓋骨がずれてしまうのは、日常生活の中のクセなどが関わっていることがあります。寝る姿勢や頬杖などのクセ、ストレスなどが原因となってしまいます。
対処法
頭蓋骨のずれなど、骨格の歪みは顔以外にも様々な影響を与えてしまいます。例えば、頭蓋骨のずれを正すだけで、ほうれい線以外にも、肩こりや腰痛が改善されたり、クマやたるみの解消、イライラの解消、小顔効果などがあります。
日常で気をつけること
頭蓋骨が歪んでしまわないようにするには、日常生活において、頬杖や片方の歯だけで噛む、横や下ばかり向いて寝る姿勢などのクセができるだけでないようにして、左右対称に体を使うという意識をもっておきましょう。
歪みの矯正
頭蓋骨のずれを治すには、専門のプロに相談するのがベストです。小顔矯正の整体やカイロプラクティック、メディカルエステなどへ行き、矯正してもらいましょう。
痛みもほとんどなく、早ければ30分程度で終わる簡単な施術です。
まとめ
いかがだったでしょうか?頭蓋骨のずれが、顔の老化を促進してしまっていて、頭蓋骨を正しい位置に戻してあげることがアンチエイジングにつながるというのはあまり知られていないのです。
普段から骨格が歪まないように意識して、コラーゲンを生成するためのスキンケアも継続していくことでほうれい線を目立たなくしていきましょう。