ほうれい線ができてしまう原因の一つとして、表情筋の衰えがあります。特に、口元の表情筋をあまり使わないという人は、口角が下がってしまい、ほうれい線ができやすくなってしまいます。そこで、口角を上げる体操で、筋肉の衰えを予防することも意識していくのがいいでしょう。
口角とほうれい線の関係
口周りの筋肉を使わないでいると、口角が下がって、への字のようになってしまいます。口角が下がると印象が悪くなるだけでなく、頬がたるみ、ほうれい線ができやすくなってしまうのです。
口角がいつも上がっている人は第一印象も良くなりますが、逆に接客業などで、常に口角が上がった状態になっていると、筋肉が形状記憶され、表情ジワとなってしまいます。
ほうれい線対策以外にも
口角を上げることはほうれい線対策の他にも、印象が良くなったり、NK細胞が活性化されて免疫力がアップするという効果も知られています。なんと、口角を上げただけで、ストレス解消、満足感を得やすくなる、代謝がアップして肌ツヤが良くなるという効果まであるとされています。
口角を上げるトレーニング
口角を上げる体操法はいくつかありますが、簡単にできる基本的な体操をご紹介します。
どこでもできる方法
この方法は口角を右上と左上それぞれに上げるトレーニングです。
- 右だけの口角を上げて、「イー」という声を出します
- このまま5秒間キープします
- 逆に左側の口角を上げて同じように「イー」という声を出します
- 同じように5秒間キープします
このセットを5セットほど繰り返します。
割り箸やペンを使う方法
割り箸や細いペンを口にくわえて口輪筋を鍛える方法もあります。
顔ヨガ
顔ヨガの中にも口角を上げてほうれい線を改善するという方法があります。興味のある方は下の動画をチェックしてみてください。
まとめ
以上が口角とほうれい線の関係となります。表情筋を使わないでいると口角が下がって、ほほのたるみやほうれい線の原因となったり、仕事柄口角を上げたままという場合にも表情ジワとしてほうれい線となってしまうことがあります。普段から顔の筋肉が衰えないように意識したり、スキンケアでアンチエイジングを行っていくことも重要です。