肌のトラブルやアンチエイジングに効果的ということで注目されているソンバーユ(馬油)ですが、その優れた保湿力や浸透力からほうれい線対策としても有効です。ただし、間違った使い方をしてしまうと逆に肌が乾燥してしまうこともあります。ここでは、そんな馬油の効果と正しい使い方などをご紹介します。
馬油の効果とは!?
馬油とは、馬の皮下脂肪からとれる油脂で、昔からアトピーや火傷の民間薬として使われてきました。その中でも特に有名なのがソンバーユ(尊馬油)という馬油100%のクリームの商品で、歴史は古くアットコスメやAmazonなどでも口コミ評価がとても高いクリームです。
ほうれい線対策としても効果的な理由はいくつかあります。
浸透力が高い
馬油中の脂肪酸が人間のものに似ていて、とてもよくマッチします。そのためニベアなどのように油分で肌にフタをするだけでなく、角質の奥まで栄養分が届きます。
また、浸透力が高いということで、その後に塗る化粧品も浸透しやすくなるというメリットもあります。若干ベタつきはありますが、保湿力もあり、乾燥が原因でできるしわや浅いほうれい線予防にもなるので、普段の基礎化粧品だけでは物足りないというときにもオススメです。
肌の代謝がアップ
浸透力が高く、皮下組織まで栄養素が届けられることで、肌の血行が良くなり、代謝も良くなります。代謝がよくなることで、ほうれい線予防になったり、ターンオーバーが促進され、肌のエイジングケアにもなります。
ほうれい線以外にも、シミやニキビ対策や髪、ボディケアとしても使えます。
リマーユを使ったほうれい線ケア
洗顔前に使う方法
洗顔前に馬油を使うことで、毛穴の汚れをキレイにし、洗い上がりをしっとりとさせてくれます。IKKOさんも推奨している方法です。
- 洗顔前にリマーユをスプーン1杯程度とり、手の温度で温めます。
- 馬油を顔全体に広げて軽くマッサージします。
- 場油を軽く拭き取ります。
- 最後に洗顔をします。
メイク落としとしても効果を発揮します。
スキンケアの前に使う方法
次にスキンケアの前にリマーユを使う方法です。洗顔後馬油だけを塗ると水分が足りず乾燥してしまうので、セラミド配合の化粧品などで保湿してあげましょう。
- 洗顔後、リマーユを顔全体に伸ばし、リフトアップのマッサージをします。
- 一度馬油を軽くぬるま湯で洗い流し、タオルで水気を拭き取ります。
- 最後にいつもの化粧水、美容液で整えます。
乾燥しやすい冬や保湿力が物足りない場合は、化粧水、乳液で整えたあとにまた馬油を塗りましょう。セラミド配合の化粧品とセットで使うことで、肌がふっくらとし、ほうれい線が目立たなくなってきます。
まとめ
以上が馬油を使ったほうれい線対策となります。ソンバーユはアンチエイジング効果がある上に、敏感肌の人でも使うことができます。顔以外でもかかとや髪、ボディケアとしても使えるので、1つ持っておくと便利です。普段のスキンケアのプラスアルファとして取り入れてみてはいかがでしょうか?