シワなどの対策としてよく知られている美容機器として「スチーマー」が有名ですよね。ちょっと高価な方法ですが、上手に使うと肌にうるおいを与えてくれ、ほうれい線対策にも効果があります。ただ、間違った使い方をしてしまうと逆効果となってしまうこともあるので、注意が必要です。
スチーマーの効果は?
乾燥対策に
スチーマーの主な役割と言ったらこれですよね。スチームの水分によって保湿効果があり、顔だけでなく、首のシワや髪のパサつきにも効果を発揮してくれます。
あくまで水分量を増やしてくれるものなので、ほうれい線を完全に消すことは難しいですが、乾燥が原因でできるシワや浅いほうれい線の対策として保湿は重要なことです。
特に最近のテクノロジーによって、ナノサイズのスチームを出すことができ、肌の奥の角質層までうるおいを届けてくれることが可能になりました。
血行促進
機器によっては、温かいスチームと冷ミストを使い分けることができ、温かいスチームを使うことによって、血行が良くなり、新陳代謝も良くなるので、ほうれい線の原因となる顔のむくみを改善するという効果も期待できます。
スチームの使い方
●クレンジングのサポート
肌を温かいスチームで温めることで毛穴が開きます。この時にクレンジングをすることで、毛穴の皮脂や汚れ、メイクが落としやすくなるのです。
●化粧水の前もしくは後
化粧水を付ける前の素肌の状態で使うことによって肌をうるおすことができます。その後に化粧水を使うとより浸透しやすくなるのです。
また、洗顔をして化粧水をつけたあとなどに冷たいスチームを使うことによって、毛穴をひきしめ、化粧水が飛んでいってしまうのを防ぐことができます。
●寝るときにも
就寝時に使えるものもあり、寝るときにセットしておくだけで、肌やのど、髪をうるおしてくれます。
●メイク前
他にもメイク前に使うことで、化粧崩れを抑えることができます。乾燥肌で時間が経つにつれメイクが崩れてきてしまうという方にはおすすめです。
スチーマーは水道水でも問題ありませんが、精製水を使うのがベターです。加湿器は部屋の湿度ごと上げるのに対し、スチーマーは肌に直接働きかけてくれ、部屋の湿度は気にする必用はありません。
どんなスチーマーがいい?
スチーマーの値段は基本的に高いですが、昔に比べると安くなりつつあります。目的と値段、大きさなどから選んでいくようにしましょう。古い型のものを買うと比較的安く買うことができます。パナソニックの「ナノケア EH-SA96」などは、「温スチーム」と「冷ミスト」が使い分けることができたり、敏感肌のための設定や香りを付ける機能もあるためおすすめです。
スチーマーの間違った使い方
スチーマーは正しく使うと便利な美容家電ですが、長時間当てすぎると、逆に毛穴が開いた状態が続き、肌から水分がうばわれ、乾燥してしまうことがあります。もしスチーマーを使用するのであれば、正しい方法で使うようにしましょう。
まとめ
以上がスチーマーによるほうれい線対策となります。普段のスキンケアだけでは乾燥してしまうときなどは役立つと思います。もし使う場合は、普段のスキンケアのプラスアルファとして正しい使い方で使用することが大切です。