ほうれい線の原因はいくつかあります。肌の老化や表情筋の衰えなどが思い浮かぶかと思いますが、実は隠れた原因として、体の筋肉が関わっていると言われています。
このサイトでも、僧帽筋などをトレーニングすることでほうれい線対策ができるとお伝えしていますが、実は、太ももの筋肉も関係しているんです。今回は内ももとほうれい線の関係と簡単なエクササイズ法をご紹介します。
太ももとほうれい線の関係
私も始めは、ほうれい線と太ももが関係しているとは思ってもみませんでした。でも、東洋医学の考え方では、内臓や太ももの筋肉がほうれい線と関係しているとされていて、美容鍼の世界では常識となっています。
皮膚はつながっている!
「ほうれい線のための頭皮ケアとは!?」という記事でもお話しましたが、頭皮と顔の皮膚はつながっていて、お互いが引っ張ってバランスを保っています。それは内ももや背中でも同じで、筋肉が衰えて皮膚がたるんでしまうと、顔の皮膚も下に引っ張られ、ほうれい線やたるみが気になってきてしまうのです。
代謝が低下してしまう
それともう一つ、太ももには足元などに比べると多くの筋肉が集中している部分です。つまり、そこの筋肉が弱ってしまうと全体の代謝も低下してしまうこととなり、その結果表情筋も衰えてしまい、ほうれい線が深くなってしまいます。
太ももを普段あまり使わないでいると、血液やリンパの流れも悪くなるので、老廃物が滞り、むくみやすくなってしまったりもします。
内ももを鍛えることによって、ほうれい線対策だけでなく、代謝を良くすることができたり、引き締まった脚を手に入れることもできるのです。
太ももを鍛えるには
太ももを鍛えると脚が太くなってしまうのではないかと懸念してしまうかもしれませんが、太ももの前側だけでなく内ももや裏側の筋肉も均等に鍛えることで全体が引き締まって見えます。
ジムに通ったり、ジョギング、スクワット、ヨガなど本格的に始めるのもいいですが、現実問題なかなかできなかったり、続けられなかったりしますよね。
簡単にできる太ももエクササイズ
そこで簡単にできるエクササイズ法として、「つま先立ち」があります。ちょっとした空き時間につま先立ちをして、つま先の屈伸を取り入れたりするだけで内ももの筋肉を鍛えることができます。
これはダイエットとしても取り入れられている方法で、ポイントとしては脚に力を入れるのではなく、お腹とお尻に力を入れるように意識しましょう。
まとめ
以上が太ももとほうれい線の関係となります。アンチエイジングとしては顔だけでなく、体の若返りも意識することが必要で、内ももや頭皮、僧帽筋なども衰えないようにし、顔はコラーゲンを増やすスキンケアや表情筋のトレーニングでほうれい線を改善していきましょう。