ほうれい線が深くなってしまう大きな原因の一つとして肌の老化があります。肌の老化を促進してしまう要素は紫外線やストレス、タバコなどいくつかありますが、お酒もほうれい線が目立ってしまう要因の一つです。ただ、お酒が完全に悪いわけではなく、いい面もあるので、飲み方や量に気をつけることが大切です。
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お酒のほうれい線への影響
お酒を飲むとむくみやすい
個人差はありますが、お酒を飲むと顔がむくんでしまうという経験はないでしょうか?エタノールを飲むと、血中のアルコール濃度が上昇します。それによって血管が拡張され、リンパで水分の処理が追いつかなくなることによって顔がむくんでしまいます。
また、お酒を飲む時に脱水症状になってしまうことで水分を必要以上にとり、翌朝顔がむくんでしまったりもします。
水分だけでなく老廃物の代謝も悪くなり、顔がたるんでしまいます。このような顔のむくみやたるみがほうれい線へと間接的に現れてしまうんです。
活性酸素
老化を促進してしまう要因として活性酸素がありますが、お酒を飲むことで、活性酸素が多く発生し、コラーゲンの生成を邪魔してしまうこともほうれい線をまねいてしまいます。
飲み会で生活リズムが乱れる
これは、お酒自体というよりも飲み会などに参加するときに言えることですが、夜遅くまで飲み会をしてしまうことで睡眠が減ってしまったり、疲れやストレスがたまってしまうことも肌へは悪影響を与えてしまうのです。
糖化
このサイトでは、糖化もほうれい線を深くしてしまう原因の一つであると紹介しています。
お酒は適量ならいいですが、飲みすぎてしまうと、アルコールが分解されて発生したアセトアルデヒドという物質がタンパク質と結びつき、糖化と似たような過程でAGEsを生成してしまいます。糖質が多いビールなども飲みすぎは良くありません。
お酒と上手に付き合うには
お酒好きにとって禁酒するするのはなかなか難しいと思います。お酒と上手に付き合っていくことが重要になってきます。
お酒の飲み方
お酒を飲みすぎないというのはもちろんそうですが、お酒を飲む時にお水と交互に飲むようにしましょう。また、お酒のおつまみとして、揚げ物や塩分の多いものは食べ過ぎないようにすることもむくみや糖化防止につながります。
お酒の種類は?
体にいいお酒といえば赤ワインで、赤ワインがアンチエイジングにいいというのはもはや常識にもなりつつありますが、最近のデータだと長寿につながる根拠がないだけでなく、フランス国立がんセンターによると、赤ワインでむしろガンのリスクが高まるという指摘がされているので、個人的には飲み過ぎるのはオススメしません。
日本酒には抗酸化作用があったり、原料の米麹に含まれるコウジ酸によって老化防止の効果が期待できるというメリットがあります。
もちろんお酒は好き嫌いがあり、甘いお酒しか飲めないという人も多いと思いますが、甘いお酒を飲む時は、糖質やカロリーが高いので飲みすぎは要注意です。
まとめ
以上がお酒とほうれい線の関係となります。もちろんお酒が直接的にほうれい線を深くしてしまうわけではなく、お酒を飲んでいてもほうれい線が目立たない人もいますが、飲みすぎはやはり肌の老化を促進してしまうため、お酒とは上手に付き合い、また、老化を食い止めるためのスキンケアも行っていくようにしましょう。