ほうれい線ができる原因の一つに、頬の肉を引き上げる筋肉が衰えるということがあります。この筋肉を鍛えるためのトレーニング法はたくさん出回っていますが、その中でもとっても簡単で、テレビ番組などでも何度か紹介されている方法が「まいう体操」です。今回はこのまいう体操の効果と方法についてご紹介していきたいと思います。
まいう体操
まいう体操はいたってシンプルで、「ま」と「い」と「う」の音をそれぞれ10秒間口を大きく開けて言うだけの体操です。「さ・い・ふ」でも大丈夫です。この方法は、世界一受けたい授業やヒルナンデスなどで、美肌のスペシャリストとして有名な澤田彰史さんによって紹介されていました。
まいうー体操のやり方
● 「ま」
「まー」と言いながら口を大きく開け、10秒間キープします。この口の開け方で、顎のまわりの筋肉が鍛えられ、フェイスラインのたるみや、二重あごの予防にもなります。
●「い」
同じように、「いー」と言いながら口を横に広げ、広角を上げる筋肉を使いながら10秒間キープします。このとき、頬のまわりの筋肉である大頬骨筋が鍛えられます。
●「う」
最後に「うー」と言いながら10秒間キープします。これは口まわりの口輪筋を鍛えるトレーニングです。
このトレーニングは2セットやってもたったの1分でできてしまう簡単な方法で、1日に朝・昼・夜にこれを5セットずつ行っていくと効果的です。
表情筋を鍛えることができるだけでなく、顔のむくみにも効果があるので、ほうれい線対策としてはとてもいい方法です。このような体操は毎日継続して行っていくことが大切です。
乾燥は要注意
この体操は極端に「ま」の口を大きく開けすぎたり、肌が乾燥した状態で行うと、逆に表情じわができやすくなってしまう可能性もあります。口は適度に開けて、肌がしっかり潤った状態になるように普段から保湿ケアを欠かさないことが重要です。また、お風呂の中などでするのもおすすめです。
まとめ
以上がほうれい線を改善するためのまいう体操となります。これならグッズを使う必要もなく、お金もかからないので、続けやすいと思います。このような体操で逆にしわになってしまわないためには、普段から保湿を意識したスキンケアを行っていくようにしましょう。