肌を老化させてしまう要因は日常生活でもいくつかありますが、その中でも「寝不足」も影響しています。寝不足が美容や健康に良くないことはすでにご存知かと思いますが、実はほうれい線を深くする原因にもなるんです。生活リズムを改善することは案外難しいですが、アンチエイジングのためにも質のいい睡眠を心がけましょう。
なぜ寝不足がほうれい線に?
人間は寝ている時に成長ホルモンを分泌します。この成長ホルモンによって肌のターンオーバーが促され、肌細胞の修復が行われるのです。睡眠不足によって新陳代謝が悪くなり、肌に栄養素が届けられなかったり、老廃物がうまく排出されないので、肌のハリ・弾力が失われてたるみの原因となり、結果としてほうれい線が気になるようになるのです。
睡眠を見直そう
「夜10時ごろから深夜の2時くらいはお肌のゴールデンタイム」とよく言われますが、現代に生きる人がこんな早くに寝られるわけ無い!って思ってしまいますよね。たしかに10時に就寝するのは私も非現実的だと思います。なので、遅くても深夜0時までには寝るようにしましょう。そして最低でも6時間は睡眠時間を確保してください。
睡眠の質も大事
睡眠時間も大事ですが、その睡眠の質もまた大事です。例えば、明るい部屋で寝てしまうと眠りが浅くなって睡眠の質が下がってしまいますよね。なので、睡眠の質も意識してあげるようにしましょう。
●スマホ・PCはNG
スマホやPCを使う時間は最近では増えてきました。でも、寝る直前までスマホやパソコンの光を浴びてしまうと睡眠の質が下がってしまうので、少なくとも寝る30分前まではスマホ・PCの光はシャットアウトするようにしましょう。
●リラックスできる環境
寝る前にできるだけ精神をリラックスさせたほうが寝つきが良くなります。方法は色々あると思います。リラクゼーション音楽を聴く、アロマの匂いで癒される、ストレッチをして血行を良くするなど自分なりのリラックス方法を持っておくと便利です。また、質のいい睡眠のために、ベッドや枕などの寝具にこだわってみるのもいいでしょう。
また、寝る直前にお酒などの刺激物を摂ると睡眠の質が下がってしまうのは言うまでもありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。忙しい現代社会ですが、きちんとした睡眠をとれていますか?寝不足はほうれい線や肌荒れだけでなく、美容全般に悪影響を及ぼしてしまいます。質のいい睡眠によってヒアルロン酸やコラーゲンを減らさないようにし、忙しくて十分に眠れないときでも、正しいスキンケアを毎日して外側からもケアしてあげるようにしましょう。